せっかく関東で季節外れの雪が降ってるので、こんなネタを1つ。
『♪汽車を待つ君の横で僕は、時計を気にしてる。
季節はずれの雪が降ってる。
「東京で見る雪はこれが最後ね。」と、
さみしそうに君がつぶやく。♪』
この歌詞で有名な曲が、そう「なごり雪」です。なごり雪といえば、イルカさんが歌っている事で有名ですが、実はこの曲はイルカさんが原曲ではないことをご存知でしょうか?それは、作詞・作曲をした伊勢正三さんも所属していた「神田川」でお馴染みのフォークグループ、かぐや姫なんです。
この曲は1974年に「三階建の詩」というアルバムの中に収録されていました。それから1年後の75年に、イルカさんがシングル曲としてカバーした事が、なごり雪がイルカさんの代表曲となったのです。
ちなみにこの曲の歌詞に「東京」が入っていますが、実際は作者の伊勢さんの故郷である大分県の津久見が舞台となっています。そして去年の秋にはこの曲をアレンジした列車接近メロディーが、津久見駅に導入されました(特急列車のみ)。
春は進学や就職に引越のシーズン。この曲を聞きながら季節外れの雪を楽しみませんか?
『♪今 春が来て君はきれいになった。
去年よりずっときれいになった
…。♪』
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