mixiユーザー(id:11123951)

2010年01月30日18:26

85 view

343 近鉄南大阪線 5

写真1はデ61形デ63、1971/10/3近鉄南大阪線古市検車区にて。これは大阪鉄道が1927〜1928年に三菱造船で4輌製造したデキA形1001〜1004の一員です。

写真2と3はデ61形デ63、1971/10/3近鉄南大阪線古市検車区にて。元々は南海鉄道が1923年に藤永田造船所で製造したED5116でした。1947年に前の南海鉄道の路線が近畿日本鉄道から南海電気鉄道へ分離譲渡される際にこの電気機関車だけは南大阪線に残されました。この電気機関車はずっと古市工場で入換に使われていて本線に出ることは無かったようです。

写真4はデ81形デ81、1969/11/9近鉄大阪線高安検車区にて。吉野鉄道が1924〜1925年にスイスのブラウン・ボベリー社から3輌輸入したデ1型1〜3で、南大阪線と吉野線で貨物列車の牽引に使用されていました。1959年に広軌化されて大阪線に転属し主として工事用列車を牽引。就役当初は凸型車体のボンネットが左右に分かれていて、正面中央に出入り口のある独特のデザインでした。後年デ61形と同じような車体に改造されて、スイス製の特徴を失いました。スイスの登山電車に見られるようなプレートフレームの台車にも注目してください。

追加の写真と記事は http://satoyama.in/auto/sharyo/auto463.html をご覧下さい。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する