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2009年10月30日09:11

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295 フォルテとフォルテッシモ

昨晩西宮に在る兵庫県芸文センターの小ホールへピアノを聴きに行ってきました。

使用された楽器はシュタインウエイの新しいもの。四角いお顔の男性ピアニストはモーレツな熱演、汗が飛び散ってる、メッチャ速い、ものすごい力で鍵盤をぶっ叩き、ペダルを蹴飛ばしてました。演目はバッハのニ短調のトッカータをブゾーニがピアノに編曲したもの、メンデルスゾーンの無言歌、ショパンのバラードなどの力のこもった曲。小ホールの最前列で聞いたためでしょうか、低音がぐわ〜〜〜んと鳴って、ず〜っと鳴っていて、停めることも弱めることもできず(ピアノは打楽器)不協和音が鳴りっぱなしでした。

どうもフォルテとフォルテッシモだけしか聞こえない曲には好意を感じない私のようなGさんは異常なんででしょうか?

最初に演奏されたバッハの平均率クラビア曲集ハ長調と最後にアンコールで演奏された「主よ人の望みの喜びよ」は良かった、ほっとしました。

明日は轟音の出せるシュタインウエイとは対極の世界、1726年モデルのフォルテピアノの忠実なレプリカを、オルゴールのクラブで企画した演奏会で聞いてきます。その時代に相応しい静謐で澄み切った音を聞かせてくれること楽しみです。

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