午後はモーツァルトの母の生地、ザンクト・ギルゲンを通過しながら湖水地方ザンクト・ヴォルフガングへ。
『サウンド・オブ・ミュージック』でトラップ一家が山越えしたシャーフベルクが見える。この高さを見たら誰もここから逃亡するとは思わないよね。
ザルツブルグからおよそ30分程度のドライブで
ザンクト・ヴォルフガングに到着。
目の前に広がるのはヴォルフガング湖。
この街も『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台となっている。
小さな街(いや、村か?)だが、
オペレッタ『白馬亭にて』で知られる5つ星のリゾートホテルIm weissen roesslもある。
教区教会
表にはカメラ禁止のマークがあったが、添乗員さんに聞いたら「大丈夫。ただしお祈りしている人がいたらやめてあげてね」とのこと。
運良く(?)観光客しかいなかったみたい。

観光時間には余裕があったのだが、日差しが強くて暑い。
少し早めにトイレ休憩をとって、バスに戻り4時間の移動でいよいよ旅の最終地ウィーンへ。
(バスの運転手が「どうしてもっとゆっくり観光しないんだ」と愚痴っていたそう…)

ウィーンで連泊するホテルは
ヒルトン・ウィーン・ダニューブ。
いわずと知れた世界のヒルトン・グループのホテルです。(参考までにウィーンにヒルトン・ホテルは3つある)
「美しく青きドナウ」で知られるドナウ運河沿いに建つアメリカ式の豪華な設備のホテル。
JALさん、頑張ったね。(笑)
(ちなみにJALのランクではS・A・B・Cの4段階。Sは最高級、Aは高級、Bは中級、Cは…(以下略)。ツアーは基本的にBランクだけど、ここはAクラス)
添乗員さんのチェックイン作業を待っていると、突然私のところに駆け寄り「ちょっと、ちょっと」と呼ばれる。
いったい何事か?
もしや移動中にスーツケースに破損でもあったか?
…などと心配したが、添乗員の口から語られたのは意外な言葉。
「実は予定していたうちの一つの部屋がまだ掃除が出来ていないというのよ」
なるほど、寝るまでにはキレイにするからそれまで我慢してくれということなのか。
まぁ、参加者の中で一番耐えられそうなのはウチの家族だよなぁ。(苦笑)
…と思っていたら、続けて出てきた言葉はさらに意外なもの。
「でね、一つ(の部屋)をダブルベッドの
スイートにグレードアップするって言うのよ。それをお宅にどうかしらと思って…。ただ、いくら親子といっても(男女だから)ダブルベッドはまずいと思うので、エクストラベッドを入れてもらうように手配しようかと考えているけど…」
ヒ、ヒルトンのスイート!?
人生捨てた物でもありませんね。
ありがとう神様、連日 様々な教会に通ったお陰でしょうか。(笑)
「いいとも!」という返事をする前に、「あら?ダブルベッドなら(ツアー客の中に)新婚さんがいたわよね。ちょっと聞いてみるから待っていただける?」
とスタスタと新婚さんに駆け寄る。
新婚さんにヒルトンのスイート…断るわけないでしょ?
ヌ・カ・ヨ・ロ・コ・ビ
思えば、彼らも毎日教会に通っていたんだ。(苦笑)
かくして、我らは“普通の部屋”になりましたとさ。
しかし、実際に部屋に入ってみてビックリ仰天!
何かの間違いじゃないのか?
広い、広すぎる…。
ダブルベッドが二つですよ。
しかも冷蔵庫には飲食物がビッシリだし、アイロンまである。
(ドライヤーはどのホテルもあったが、アイロンはここだけ!)
旅行中は洗濯しながら、翌日には生乾きの洗濯物をジップロックに詰めての移動だったが、これで全部きれいに乾かすことが出来る!
ただ、これで“普通”ならいったい、スイートはどんな世界だろうと思ったのも事実。
晩御飯はこのホテルの食堂で頂きます。
念のために…と、持参した皮靴が役立つ時が来ました。
本当にここでの食事しか使わなかった。(笑)
旅行中、ずっと私に付き合ってかソフトドリンクしか頼まなかった母が他の客に感化されたか「ワインを飲んでみようかなぁ」と言い出した。
どうぞご自由に…。
しかし、出て来た白ワインを一口飲んで「渋い!」と。
想像したのとは違ったようだ。
他のお客さんが「ドイツの白は甘めだけど、ここ(オーストリア)のは辛口だからね」とすかさずフォローを入れてくれる。
結局、口をつけただけで残してしまった。もったいないなぁ。
食事、まずはサラダ。
キャベツ?にアンチョビ、クルトンが入ってシーザーサラダ風の味
メインは
名物ウィンナー・シュニッツェル。レモンをぎゅっと絞って頂く。
周知のようにラデツキー将軍がミラノで気に入り、持ち帰ったカツレツ。
写真では分かり辛いけど、中はふわっとして外はカリッと揚がっている。
子牛肉か豚肉を用いるらしいが、これは豚じゃないかな?
添えてあるソースはクランベリーだと思う。
ベリー系や酸味のあるソースが多かった。
ポテトの量も多くて食べきれず。(味は美味しいので、勿体無いけど…)
デザートは濃厚なチョコレートムースにブラックベリーのソース。
かなりカロリーは高いと思う。(笑)
さすがAクラスだけあって、従業員のレベルも高い。
「美味しいですか?」と突然日本語で話しかけてくるフロアマネージャーと思しき女性。
聞くところによると、日本語の勉強をしているのだそう。
他の給仕たちの振る舞いも<
サービスを受けている>という気持ちにさせられる。
ただ食事中、どうしても見るとはなしに新婚カップルに目が行ってしまう。(笑)
こんな私の気持ちを察したのか(?)、この夜遅くにものすごい雷雨が轟く。
ここまで好天続きだったのに明日は雨か?
…そんなことを思いながら眠りに落ちる。
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