『
Pitch Perfect』
個性溢れるメンバーが集まった大学のアカペラグループが繰り広げる学園ミュージカル・コメディ。
主演にアナ・ケンドリックを据えて、はみ出しものの青春グラフィティが時に面白おかしく描かれる。
「glee」にも通じる懐メロのカヴァーソングは、それだけで楽しい気分にさせられる。
人気実力共に一番の男性グループ「トレブル・メーカーズ」に対抗意識を燃やす伝統的なスタイルの女性グループ「バーデン・ベラーズ」を率いるオーブリーはことあるごとに新入生のベッカ(アナ・ケンドリック)らにきつく当たる。完全に私物化していて
グループの“調和”が保てていないことに気がつかない。ただし、そうなるには彼女なりの理由が存在するのだが、トラウマや弱い自分との対決は誰にとっても簡単ではない。
予定調和を目指す話かと思われたが、ユニークな人物を集めすぎたのがアダになったか伏線が回収しきれず、捌ききれているとは思えないのは残念。
変われない人にセカンドチャンスは来ないといった手垢がついた視点はありがちだが、それでも
歌のシーンの魅力は多少の傷を消し去っている。
コメディ・リリーフ“太っちょエイミー”の迫力は他を圧倒!!
かなり際どい表現や下品な言動も見られるが、特典映像を見るとレーティングを下げるためにこれでも随分カットしたことが分かる。(笑)
劇中で歌われる曲は懐かしいものから、割と最近の人気曲まで(曲名は知らなくともどこかで聞き覚えがある)ものが使われる。
音楽モノ好きには一見…いや一聴の価値はあるだろう。
プロデューサーのエリザベス・バンクスが口の悪いアナウンサー役を兼任。
日本未公開&未発売だが、英国版BDには日本語あり。

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