
『ファイティング・ファミリー』
前々から観たいと思っていた1本。
実在の女性プロレスラー、ペイジことサラヤ・ジェイド・ベヴィスと家族を題材にしたドラマ。
プロレス一家に生まれたペイジは幼いころからプロレスに親しみ、家族の応援を背に兄とWWEへの道を目指す。
基本はスポ根ドラマであるが、家族の絆が熱い。
キャスティングが魅力的で、それだけで成功は約束されたようなもの。
本作のプロデューサーを務める<ロック>ことドウェイン・ジョンソンが自身役で出演しているのも好感。

『靴ひも』
第31回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門内「イスラエル映画の現在 2018」でも上映されたというヒューマン・ドラマ。
発達障害があるガディは母の死により30年間離れて暮らしていた父親と暮らすことになる。
厄介払いしたい父親はガディに一芝居させて、施設に入所させようと企む。
それは半ば成功するのだが、新たな問題が持ち上がる…。
設定から『私はダフネ』を思い出してしまったが、障害者をネガティブに見る世間にノーを突きつける。
人懐っこく、父親との生活を前向きにとらえていた息子にたいして、冷たい態度を取る父親との対比は彼らだけの問題でもないだろう。
車の修理工をしている父親の職業が比喩として生かされる。
題名になっている靴紐は施設に入る能力テストの一つであるが、もちろんこの父と子の絆の事でもあろう。

『ザ・ラスト・キャッスル』
ちょっと昔の映画を…、と言っても今世紀の作品だが。(笑)
ロバート・レッドフォード扮する元中将ユージンは戦争の英雄だったが、軍刑務所に入れられる。そこは横暴な所長が権力を振りかざす過酷な刑務所だった。
娯楽映画ではあるが、老いてもロバート・レッドフォードのスターオーラにしてやられる。
余りに人権を無視した囚人の扱いにユージンらが立ちあがる姿には胸のすく思いがする。
たたき上げの元中将と、前線を知らず与えられた�狆襦箸量臠屬靴�できないへっぽこ所長との器の違いは明らか。

『レディ・ソルジャー』
悪名高きグアンタナモ収容所の実態を赴任したばかりの一人の女性兵士(クリスティン・スチュワート)の視点で描く。
舞台劇でもできそうな監視部屋と監房がメインで話が進む。
疑似体験とでもいうのか、グアンタナモがどれほど酷かったのかの一端が感じられる。
少々甘いのかもしれないが、敵対していたはずの相手と次第に心通わす様子に一縷の希望を感じさせる。
(ただ、この安っぽい邦題はどうなの?原題はグアンタナモ収容所の場所を指す言葉。)
これで寝正月で鑑賞した分はお終い。
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