『
クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
新型コロナの影響で延期を余儀なくされた『クワイエット・プレイス』の続編。
幸か不幸か、感染予防のために会話することもはばかられ自粛生活へと身をひそめるコロナ禍の状況には共感できるシチュエーションになっている。
前作を知っているに越したことはないが、初見の観客にも分かるようにと前日譚を加えているのは良い配慮。
一家のサバイバル劇から今度は他の生存者が加わるというお話。
この辺は『ウォーキング・デッド』などでも見られる演出方法。
前回では人間じゃない敵と向き合っていたのだが、今度は人間も敵なのか味方なのか分からない。
前作に引き続きジョン・クラシンスキー監督がメガホンを取り、新規キャストにキリアン・マーフィが加わる。(おそらくC・マーフィ史上もっともさえない風貌ではなかろうか)
“怖がらせたもの勝ち”といった演出にはせず、伏線や小道具などキチンと理屈でサスペンスを計算している感じが見ていて信頼できる。(あのアイテムの扱いで疑問点がないわけでもないが)
前作同様にエミリー・ブラントの熱演も見られるが、子どもたちの成長(俳優としても)が見どころ。
特に娘役のミリセント・シモンズの逞しさは新たな発見かも。
新型コロナのパンデミックでロックダウンを経験したアメリカで大ヒットしたのも頷ける。
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