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2020年11月04日01:42

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『ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白』

『ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白』
https://www.wowow.co.jp/detail/171627

 コロナのせいでありとあらゆるエンタメやイベントが中止になった2020年。
米国の感染被害も収まる気配を見せない中で、コロナ禍でも中止できない超ド級の大イベントが米国大統領選挙。
誹謗中傷の応酬、ささやかれる陰謀論とカオスな展開を見せるが、それも決着の時を迎えつつある。
もっともどちらが勝ってもすんなりと紳士らしく握手して和解とはいかないだろう。

 今年は選挙イヤーということもあり、大統領選挙に結びつきそうな題材も制作された。
先日の『シカゴ7裁判』もその一つだが、WOWOWで放送されたTVドラマ『ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白』もそう。
(アメリカでも9月末に放送されたばかり。)

 トランプ大統領から解任された元FBI長官ジェームズ・コミーによるベストセラー暴露本「より高き忠誠 A HIGHER LOYALTY 真実と嘘とリーダーシップ」を映像化。
ゴシップ記事の断片から伝えられたこともあるが、やはりその渦中にいた人物の発言というのが説得力を持つ。

 前後編合わせて3時間半からなる大作。
トランプが大統領になるまでの前半と大統領の職務に就いた後半に分かれる。
共和党支持者でありながら職務に忠実であるという評価からFBI長官にコミーを据えたオバマ大統領。やがてオバマは任期を終えて新大統領を決める選挙が行われる…。

 内容の真偽はともかくも実名で、時には実際の映像も交えて語られるなんて、さすがアメリカ。間違っても日本では実現不可能。
色々と黒塗りした『新聞記者』でさえよくぞ実現したと思えたほど。

 ヒラリーが公務に私用アカウントを使用した問題やトランプのロシア疑惑があからさまに語られる。
どちらも公平な職務の立場から捜査したFBIにたいしてトランプが取った行動がいかなるものか。

 もちろん、首を言い渡された元FBI長官という立場から書かれた暴露本なのでトランプ陣営は<フェイク>と一笑に付すだろう。

 監督・脚本を務めたのは映画『リチャード・ジュエル』の脚本家、ビリー・レイ。
トランプ役の俳優もシルエットと髪型はよく似ている。(笑)
コミー役にベテラン俳優ジェフ・ダニエルズが扮し、ホリー・ハンターやマイケル・ケリーなどの実力派が要所を締める。
音楽は『キャプテン・フィリップス』『キングスマン』などのヘンリー・ジャックマン。

(12月に字幕版で再放送あり。その頃には決まっているかなぁ…。)

(予告編)


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