mixiユーザー(id:11939455)

2019年09月19日22:27

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『アス』

『アス』

 『ゲット・アウト』でアカデミー脚本賞を受賞したジョーダン・ピールの映画だけに凝った仕掛けが見られる。

 ある日、休暇で幼少期を過ごした海辺の家に訪れたアデレードとその家族の元に訪れる瓜二つの“我々”の謎。
目的や存在を巡ってミステリアスな展開に引き込まれる。

 ホラーテーストからスタートするが、入り口からは想像つかないSF色を帯びてくるあたりからが本作の真骨頂ではないか。
(SFのアイディアとしては時々見られる種類だが、伏線が入り組んでいるので混乱させるには十分。)

 冒頭のウサギの意味は良く引用される類の意味であろうが、基本的に泣かない動物だけにその立場と不気味さを代弁する。

 ルピタ・ニョンゴ好演。
『ゲット・アウト』ほど万人向けではないが、J・ピール監督のインテリ度やサブカル造詣の深さは感じる。

 コメディ出身だけありブラックユーモアが強く、趣味人による嫌味な映画。
現実にドッペルゲンガーに出会ったら逃げるが勝ちかも…。

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