『
バンブルビー』
こんなトランスフォーマー・シリーズが観たかった。
SFアクション映画『トランスフォーマー』のスピンオフで、シリーズの前日譚となる世界を描く。
大味な演出で知られるマイケル・ベイ的な作品を求めていた人にはどうなのか分からないが、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』のトラヴィス・ナイト監督の演出はバンブルビーにまつわるいくつもの「なぜ」に回答しながらも少女との出会いから友情をはぐくむ青春ムービーに仕上げている。
正直、近作の『トランスフォーマー』シリーズには悪い意味での荒唐無稽さばかり目立っていたので、こうしてキチンと伏線回収しながらの話作りは嬉しくもある。
バンブルビーがトランスフォームする自動車がカマロじゃなくワーゲンのあたりもその丸っこいデザインからして温かみを感じさせる。
チャーリー役のヘイリー・スタインフェルドのはまり役でヒロインが抱えるトラウマを生かす脚本も特別に珍しい仕掛けではないが、安心して楽しめる。
舞台が80年代だからというのもあるが、当時のの青春映画らしさを感じさせる作りが随所に感じられ、懐かしく思う世代もあるのでは?
マイケル・ベイの演出が苦手だった人にこそ見て欲しい。(笑)
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