確定申告を終えるまであと一歩か?
ガンバレ、俺!
その前に、先月に鑑賞済みだったが書いていなかった映画の感想を…。
『
サスペリア(2018年)』
1977年のダリオ・アルジェント監督作をルカ・グァダニーノ監督がリメイク。
リメイクというよりも新たに創造というほうがふさわしいか。
『君の名前で僕を呼んで』とあまりに違う題材でどう料理されるのかが楽しみだった。
とにかくぼんやり見ているとさっぱりわからない。
かなり哲学的な境地に踏み込んでいるのと、スタイリッシュな映像美から独自性を強く感じる。
1977年当時のまだ分断されていたドイツ国内の事情を作品に落とし込んでいる。
<バーダー・マインホフ><東西ベルリンの壁>こうした事実と未だにナチの戦後を引きずる舞台設定。
誰しもが仲間内の狭い世界に閉じこもりがち。
利己的な輩に向けて鉄槌を下すかのような戒めが痛烈。
ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、クロエ・グレース・モレッツにオリジナルに出演していたジェシカ・ハーパーと豪華で魅力的なキャストが揃う。
特に見所は三役演じたティルダ・スウィントン。
彼女と分かるキャストはマダム・ブランのみで、他の二役は特殊メイクでティルダとは分からないくらい。
それでも彼女が演じたのにはわけがあり、それこそが読み解く第一歩だろう。
映画が総合芸術であるならば、間違いなく最先端を行く一作と言ってよいのではないか。
ただ、その分オリジナルにあったホラー色を期待する人には物足りないか。
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