観てからだいぶ時間が経ったけど、備忘録として…。
『
ブレス しあわせの呼吸』
ポリオという病気はよく知らなかったが、こんな怖さがある病気だとは…。
車椅子で世界を回り障がい者の生き方を変えたロビン・カベンディッシュの実話を映画化。
『猿の惑星』などで知られる俳優アンディ・サーキスの初長編監督作。
ポリオが原因で首から下がマヒしてしまったロビン(アンドリュー・ガーフィールド)。
呼吸装置なくしては生きていけない不自由な体になっても病院に閉じ込められて生きることを是とせず、特別な装置で世界を巡り、続く者たちへの希望を与えた感動的な実話。
何よりも彼を支えた妻の献身ぶりに涙。
<運命の人>と信じた二人の絆の強さを実感する瞬間でもある。
いわゆる難病ものであるが、それと同時に命の尊厳に踏み込んでいる。
マヒした人間には何もできず希望もないという偏見との戦いは今見ても心動かされるものがある。
首から下がマヒしている男を演じるために顔の演技のみで見るものを引き付けたアンドリュー・ガーフィールドの熱演が光る。
アンディ・サーキスの演出は実にオーソドックスで丁寧。
キューブリック映画のセットを思い起こすような“合理的な”ドイツの施設には愕然。
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