『
スクランブル』
今年の洋画部門で(個人的に)ラジー賞候補と言っていいかな?
もうね、作品として成立していないんじゃないかと…。(苦笑)
高価な自動車によるカーアクションといえば『ワイルド・スピード』を思い出す。
それもそのはず、製作サイドには『ワイスピ』のスタッフも参加しているという。
ただし、本作ではクラシック・カーがメイン。
いかにも希少価値のありそうなラインナップにカーマニアならヨダレものだろうが、キャストや脚本が雑に感じる。
クリント・イーストウッドの息子、スコットは風貌こそ似ているもののスターオーラまでは受け継げなかったのか、結構しょぼいキャラ設定にガッカリ。(強盗犯だからではない)
展開のために展開する脚本は見てられない。
アクション自体も“お約束”に思えるのはいかがなものか。
(誤解を恐れずに言えば、プロデュースに回ったリュック・ベッソン作品の弱さを思い浮かべる。)
主役側も悪党側もどうにもスケールのない布陣が作品を小さく見せている気がしてならない。
どんでん返しも用意されているのだが、整合性を感じずに行き当たりばったりなご都合主義を感じてしまった。
マルセイユの景観は優雅で見応えあるから観光映画としてなら<あり>かもしれない。
これが今回のフリーパス鑑賞の最後の1本だったけど、他の作品にしたらよかったかなぁ…と。(苦笑)
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