『
パワーレンジャー』
日本発の戦隊ものがアメリカで人気シリーズとなっていたのは聞き覚えがあった。
しかしこれほど長く人気を誇っていたとは…。
そのスーパー戦隊『パワーレンジャー』実写化のエピソード1。
(オリジナルのTVシリーズは未見。)
オリジナルの対象年齢はもう少し幼いようだが、劇場版では少し上を狙ったか。
縁もゆかりもない若者たちが一つのチームになる過程が実に長くて、派手なアクションを期待する向きにはじれったいか。
ただ、この思春期のくだりは大人目線だと楽しめる。
(滝壺?…のくだりは特に印象的。)
もちろん、丁寧な心の葛藤は子供だましにならないようなリアル設定を持たせたかったという理由も考えられる。
白人、黒人、アジア人にヒスパニック、男三人と女二人と人種や性別もなるべく幅広くという狙いも現代風だ。
オリジナルが子供向け番組だからか話の筋に難解さはなく、後半には期待通りに暴れるスーパー・アクションが楽しめるのだが、ミディアムクライマックスの作り方がうまくいってない気がする。
(それとアクション・バトルシーンは『トランスフォーマー』の二番煎じっぽくて損している気もしなくはない。)
ちょっと流れが停滞する箇所があるのと、悪役リタを演じるエリザベス・バンクスの奮闘は認めるものの上滑りしている気がしてならないのが惜しまれる。
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