『
知らない、ふたり』
時々Twitterなどでは名前を聞いていたが、今泉力哉監督の作品は初鑑賞。
なるほど、こういう作風(?)なんだ。
同じ靴職人の店で働く小風秋子(青柳文子)はキム・レオン(レン)に恋い焦がれていたが、他人と交わろうとしない姿に踏み出せずにいた。そこには知られざる暗い過去が…。
純粋で不器用な日韓7人による恋愛群像劇。
身近な職業や等身大の日常生活から絡み合った男女のすれ違いを描く。
時系列をバラバラにして、狭い人間関係の中でパズルのように組み上げているのは労作だとは思うものの、どうにも説明的すぎる気がしてならない。
肝心なクライマックスでスピード感がそがれた印象は否めない。
比較的若い女性客が目立つなぁ…と思ったら、韓国のアイドルグループ“NU'EST”のメンバーがキャスティングされていた事を知る。
…とはいってもあいにくこちとらまるで門外漢なので、その点ではハンデがある。
キャラの区別がつきにくいのだ。(涙)
レオン役のレンは髪色がハッキリ違うので分かるのだが、残りのふたりが(そりゃよく見れば違うけど)パッと見た感じ混同してしまった。もっとも似ているのは髪型やシルエットだけじゃなく、芝居の質そのものかもしれない…。
小風(青柳文子)のほんわかコミカルさが良い。なんだか昔の少女漫画を見ているよう…。
ハン・ソナ(韓英恵)が話のキーを握る…というか、台風の目なんじゃないか。(笑)
むしろレオンでも小風でもなくソナを軸に書き直して欲しいほど、登場人物では一番リアリティを感じた。
突っ込みどころも多く、偶然に頼った個所には無理を感じる。
(尾行とか張り込みとか…)
ところで、今日は3本見てきたけど、疲れた。それは内容よりも一度見たことあるのをスッカリ忘れて鑑賞していたことだ。
何となく聞き覚えあるタイトルだなぁと思っていたんだけど、開始して数分で「あれ?これってもしかして…」ってなったよ。
でも、今見直して少し分かったこともあるので、それはそれでよかったのかな…。
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