『
マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』
イギリスから第二の人生を求めてインドに来た男女7人が織りなす『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編。
諸々の事情で5人になったがマリーゴールド・ホテルで人生を謳歌している。
だが安定は大切だが安穏と暮らすのは退屈であるし、未来に希望を持つ若者ならば現状以上の生活を望むのも当然だろう。
若きオーナーのソニーが婚約を機にホテル事業拡大をもくろむところから本作の冒険が始まる。
ある日、フランチャイズ化を考えるマリーゴールド・ホテル側に覆面鑑定人が来るという噂を聞き付け、噂通り見知らぬ男性(リチャード・ギア)女性(タムシン・グレイグ)の客が現れたところから騒動が大きくなる。
安心して観られるコメディ映画だが、前作以上にゆったりくつろいでいる印象を受ける。
目先の事業の事しか頭にないソニーが平静さを失って墓穴を掘ってしまう教訓は誰しも似たような体験をしているだろう。
覆面鑑定人といえば、ミシュランのようなレストランガイドも脳裏に浮かぶ。
普段とは違って、表面を取り繕う姿は滑稽である。
脱線するが、以前とあるこじゃれたレストランにぶらりと立ち寄った時に、何とはなしにメモ帳を出して走り書きをしていた(店の内容とは無関係)のを店員に見られていたようで、“誰か”と勘違いされたか急に接客態度が丁寧なったのを思い出す。
客層から浮いていたし、誰かと会食するような店で平日の昼間からお一人様はいかにも怪しいか。(笑)
そんなわけでリアリティを感じる映画でもあった。
閑話休題。
監督も前作と同じジョン・マッデンが務め、ジャイプールはじめふんだんなインドロケも前作から受け継がれているのは良かった。インドの豪華な婚礼も見ごたえ十分。
まだ年若いデヴ・パテルはともかく、他のジュディ・デンチ、マギー・スミス、ビル・ナイ等といった超ベテラン俳優たちは突然フェードアウトがあっても不思議じゃないので、全員無事に出演出来たのは何より。
しかし、昔の人はいいことを言った。
「急いては事を仕損じる」!
3月4日より公開
(一番急いているのは、3月公開を今あげている私ですな。…w)
ログインしてコメントを確認・投稿する