アニメーション二本。

『
I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』
世界中で愛されている人気コミックの3DCG。
原作の絵柄は馴染んでいるものの、個人的にはコミック自体はなじみがない。
だが、それが大きなハンデにはならない作りは広くアピールするのではないか?
あのデフォルメされた絵柄をどうやって3Dにして動かすのだろうかと思ったが、原作コミックの絵柄をうまく生かした描写になっていたと思う。
全体の体型は質感ある3Dだが、目や眉などは平面描写のまま描き加えられる。動き自体も滑らかなCG描写じゃなく、どこかぎこちないコミカルさをみせるのもアナログ感を出しているようだ。
何をやってもダメなのび太…じゃなくチャーリー・ブラウンの後押しするスヌーピーは良き友であり理解者。
転校してきた赤毛の女の子とチャーリー・ブラウンの恋物語と、パリを舞台にレッド・バロン号との空中バトルを繰り広げる冒険を空想するスヌーピーの話が並行して描かれる。
大人の存在はあっても、実際に描かないのは原作通りなのだろうと思うが、子供向けだからという配慮なのだろう。(『トムとジェリー』でも飼い主の顔は見せなかったな)
何事もあきらめずに挑戦し続ける大切さと、キチンとした評価はいかにもファミリー向け映画という印象だ。
お転婆妹もナイス。
吹き替えで見たが、子供が子供の役を演じる自然さはあったと思う。
入場者プレゼントでポストカードをもらった。

『
ガールズ&パンツァー 劇場版』
「おまえら、これが見たかったんだろ?」
そういう声が聞こえてきそうな、まさに劇場版としてはTVシリーズの正しい拡張版に思えた。
TVシリーズを軽くおさらいしての鑑賞だったが、冒頭に簡単な人物紹介があるし難しい話ではないので一見でも大丈夫だろう。
もっとも、劇場に足を運ぶ多くの観客は熱心なファンに違いない。
キャラクターに愛着があるかないかで感激度は変わるというもの。
「なぜ女子高生が戦車に乗っているのか」…とか、「軍服などの装備じゃなく高校の制服なのか」という野暮なことは言いっこなし。(笑)
TVシリーズでは、在籍校が廃校になるのを食い止めるために大会で全国優勝したら大丈夫という動機で『戦車道』を復活するという流れ。(別に戦車じゃなくても良かったのではと思ったけど、一番可能性があった種目という解釈でいいですかね?)
そもそも「『戦車道』とはなんぞや?」という疑問もわく。
番組中の解説では<茶道・華道>などと並ぶ女子のたしなみなのだそうが…深く追求はしない。(笑)
メデタク廃校になるのを止めた今回の目的は…、さて何か。(笑)
映画版らしく<オールスターキャスト>はファンサービスとしては正しいだろうが、最大の見どころは戦車のバトルか。(お約束の入浴シーンもね。)
廃墟となった遊園地を舞台に縦横無尽に小道具・大道具を活用した大活劇には満足。
戦車が好きで仕組みが分かっているスタッフだからこそ、ここまで動かして魅せることが可能だったのだと思う。
戦力面で劣っていたとしても、チームワークとアイディアで対処できるというのは、実社会でも通じる内容だろう。
これまた入場者プレあり。しかし、このカードの使い道は???
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