『
映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』
「あー、おもちろかった」(幼児風に…)
それで十分じゃないか。
『ウォレスとグルミット、危機一髪』に登場する<ひつじのショーン>を主演に据えた劇場版。
NHKではショートストーリーのTV版も放送されているらしい。(未見)
安定度はさすがのアードマン印。
ストップモーション・クレイ・アニメで知られる彼らの作品のいずれかを見ていれば、何となく想像はつくだろう。
小さな子供から大人まで幅広い層で安心して楽しめる。
牧場で平和な日々を過ごすショーンたち。
しかし、スケジュール管理された毎日に嫌気がさして自由が欲しくなり、牧場主にイタズラしたことから事件が大きくなる。
昔から田舎者が都会で味わうカルチャーギャップを面白おかしく描く作品があったけど、ノリはそんな感じ。
牧場を飛び出したショーンたちが大都会を舞台に所狭しと大騒ぎを巻き起こす。
言葉遊びやシルエットの見立てなどセンスを感じる箇所も多い。
CGでは出せないアナログ感も人のぬくもりが伝わるようだ。
登場するキャラクターたちも実に個性的で良い。
動物収容センターの捕獲人がいい味出している。(笑)
セリフが一切ないので吹き替えのイメージ問題もないし(笑)、画面に集中できるのも良い。
言葉に頼らない演出だから小さな子供も楽しめるんだろう。
まるでチャップリンかキートンかといった無声映画にも通じる演出。
素直に笑って、ホッコリする…。
雨降って地固まる的な予定調和に気持ちよく帰宅の途につける。
唯一、西洋で眠れないときに羊を数えるというアイディアだけは日本のチビッ子には伝わりにくいかも?
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