『
ミルカ』
インド・アカデミー賞受賞した実在の人物の伝記映画。
ミルカ・シンというアスリートの波乱万丈の前半生が詳細に描かれる。
予告編を見てもわかるように、インド代表でトラック競技に金メダルの期待がかかった選手。
上映時間はインド映画としては短めの2時間33分。(笑)
歌や踊りもしっかり織り込まれるが、…少し長いかな?
もっとも長いのにはワケがある。
一人のアスリートとしての成長物語以外にもインド・パキスタンの分離独立といった政治的出来事が盛り込まれるからだ。
しかも彼はその渦中にあった。
彼は現在のパキスタン領土で誕生した。
そこでの出来事は少年の心に深い傷を残す。
生半可な精神力では立ち直れないくらいに悲惨なのに、話が湿っぽくならないのは、ミルカのキャラクターもあるだろう。
いまならほぼ<ストーカー>扱いと思える求愛シーンなどが暗い時代に光を持たせている。
やはり人には希望が必要だ。
挿入される当時のフィルム映像も効果的だと思う。
悲喜こもごもとはよくいうがまさに様々な感情が混然一体となった不思議な映画。
猛特訓の末、体脂肪5%まで絞り込んだというミルカ・シンを演じるファルハーン・アクタルの肉体は必見。
やや大げさでドラマチックな演出だが、キチンと日本人役に日本人をキャストしているのはエライ!
http://blog.goo.ne.jp/cinemaasia/e/03d7db225cb823f0724d7bc723b527ad
映画を見た人にはこういうサイトもいかがでしょ?
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