『
マレフィセント』
ウォルトが生存だったら何というだろうか。
創始者を知るものはもうスタジオにいないのかな?
ディズニーアニメを代表する一つ『眠れる森の美女』を魔女のマレフィセント側から描いた実写映画。
『眠れる森の美女』の話はよく知られていると思うが、その話の前日譚としてマレフィセントの幼少期を付け加えている。
セルフパロディみたいな話で「理屈と膏薬はどこにでもつく」のか、マレフィセントに弁明に機会を与えている。
確かにこういう解釈は時勢にあっているのかもしれないが、次に『眠れる森の美女』を見た時に複雑な思いを抱きはしないか…。(苦笑)
それはさておき、映画はマレフィセントに扮したアンジェリーナ・ジョリーありきの作品。
彼女なくしてこの映画は成立しまい。
裏切りを知り、怒りと嘆きがまじり合った瞬間こそアンジー最大の見せ場。
加えて同じ16歳というオーロラ姫を演じるエル・ファニングの天真爛漫さも好印象。
翻って男性陣の肩身の狭い点も“今どき”なのか…とぼやきたくもなる。
マレフィセントに深みを与える程度にステファンにも弁明の機会を与えたらどうだったのか?
しかし、そこはディズニー映画ということか。
(それでは子供向けとは思えないシリアスドラマになりかねない。)
CGとわかっていてもうっとりするほどのファンタジー描写は見事。
もっとこの世界に浸っていたいと思わせる。
カラスくんがいいアクセントになっているな。
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