『ユー・ウォント・ミー・トゥー・キル・ヒム』@
カリコレ2014
製作が
『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガーという点に思わず膝を打つ!
2009年にロンドンで実際に起きた事件を基に映画化されたというが、このツイストが効いた脚本は目と耳を疑う。
「事実は小説より…」とはいうけど、まさに!
チャットルームで知り合ったレイチェルという女性に恋心を抱く青年マーク、その彼女には学校でいじめられている弟ジョンがいて彼を助けて欲しいと懇願される。
マークは文武両道のいわゆる“出来る生徒”ゆえ、学校での人気者。家庭環境も申し分なく誰からも一目置かれる存在。
一方のジョンは、ちょっと不器用でドンくさい。いじめっ子にとって格好の餌食。
普通なら友達になることはなさそうな二人が近づいてゆくのは興味深いのだが…。
そんな時、英国機密諜報部がその弟をマークしていることを知り板挟みになるマーク。
そして究極の選択を強いられてとった行動は…。
どこまでが事実に沿ったものかは不明だが、肝心なポイントが盲点に入るとまんまとしてやられる。
言ってみればネタバレ禁止系なので説明しづらいが、ミステリー好きなら一見の価値はあるのでは?コンゲーム系が好きな人もはまるかな?
もっともニュースの内容を知っていたら意味ないけど。(笑)
事件の背景には、いじめ問題・ネットの怖さ・洗脳といった社会問題が浮かび上がる。
対象が青少年だからこそ成り立った犯罪かと思う。オマケに正義心が強いということも加速させているのだろう。そんな意味で、私のように“事なかれ主義”でボンクラだと助かる…という嬉しいような悲しいような気分も味わう。(苦笑)
タイトルはチャットで交わされる文章から。
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