『
トゥ・ザ・ワンダー』
「良い映画には2種類しかない。内容がすばらしいか、撮り方がすばらしいかだ。」
かつてスタンリー・キューブリックが言ったセリフ。
もし、『トゥ・ザ・ワンダー』が良い映画だとしたら、それは
紛れもなく後者であろう。
何をさておいて
エマニュエル・ルベツキの撮影が素晴らしい。
まるで生命力を表すかのように動き続けるカメラワーク。
監督は寡作で知られたテレンス・マリックという人らしいが、それは忘れても良いから撮影監督は覚えておこう。(笑)
分かる映画が良い映画とは限らないし、解釈を観客に委ねる選択は間違ってはいないと思うが、もう少し<何か>腑に落ちるところが欲しかった気がする。
言いたいことは分からなくはない。孤独と愛の間で揺れ動く心情や、愛に不信が付きまとうことも(おそらく)誰しもが体験していることであろう。(愛を信仰に置き換えても可能)
Y字路、蜘蛛の巣にドクロといったシンボリックな表現も咀嚼の手助けにはなっているが、「…で?」と問い正したくなる。ここから踏み出した一歩が見たい。(確かにワンダーな作品ではあるが…。)
最後のオルガ・キュリレンコのアクションに<希望>を託したのか?
モン・サン=ミッシェル、オルガ・キュリレンコという世界遺産(笑)の力を借りてどうにか持たせているとは言うものの、世界遺産が画面から消え去るととたんに時間の流れが遅く感じる。
名指しはしたくないが、ベンではなくもう少し繊細さを感じさせる役者だったら違ったのか?
吉祥寺バウスシアターで拝見したのですが、せっかく吉祥寺に来たならとドイツパン屋さんリンデに…。
ドイツ・オーストリア旅行で食べ損なった
プレッツェルと
アプフェルシュトゥルーデル。
プレッツェルは見た目の印象より軽かった。さっくりした食感で真ん中の下に岩塩がアクセントになっている。
アプフェルシュトゥルーデルはたっぷりの林檎とレーズンを挟んである。日本橋三越のカフェウィーンとの違いは表面に砂糖のコーティングが施してあることだろうか?
(もうカフェウィーンの味は忘れたよ…苦笑)
http://www.lindtraud.com/shoku/pdf/LindeCatalog.pdf
リンデさんは広くはない店内だが、品揃えが豊富で驚く。ちなみに通販もやっているようです。
あ、もちろんワンダーでした。(笑)

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