本格的にオーストリア観光がスタートする日。
ザルツブルクといえば、モーツァルトであり、『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台であり、ウィーンと共に音楽と切っても切れない関係でしょう。
岩塩で一財産をなして有名になったザルツ(塩の)ブルク(城)は世界遺産になっているくらい美しい街並みが見られます。一説には「北のローマ」や「北のフィレンツェ」とも称されるほど…。
このホテルの朝食メニューの一部。
どこもさほど違いは感じないが、赤でまとめたインテリアはオシャレ。
(マイマザーが給仕の若い女性をみて『お人形さんみたいにキレイだ』と話していました)←同意。
玄関には狛犬みたいな置物が置かれている。
オーストリアではバスも運転手も交代です。
ここまでホテルは連泊が一つもなく、毎朝指定時間までにスーツケースをドア前に出しては朝食をいただきチェックアウトというパターンでした。
この日も朝食に行く前にスーツケースを出して…と思って部屋を出たときにポーターさんとばったり遭遇!
まさにカートに積み込みをしている時でした。
まだ指定時間前だったので一瞬焦ってしまい(旅なれないゆえ?)言葉が出ずに、向こうが先に「モーニング」といってから我に返り「モ…モーニング」と一言だけ返答してレストランに向かってしまいました。
思えば、なぜ「サンキュー」の一言が出なかったのか悔やまれる。
食事後、チェックアウト前に一旦部屋に戻ると置いたはずの枕銭が消えていた。
まだ、チェックアウトしていないし、時間も早いのでベッドメイキングには来ていない。
…となるとタイミング的に誰なのかは推測がつく。
ちゃんと「サンキュー」といっておけばこうはならなかったのかな?
そんなこんなを悶々としながら出発。
話は変わりますが、旅行中は日が変わろうともバスが変わろうとも、面白いものでほとんど全員が同じ席に座ってしまう。
指定席じゃないので、違う席を選んでもよさそうなのに…。
(これには他のお客さんも苦笑していた。これからツアーに行く人は
最初に“指定席”を見つけるといい。)
偶然通りかかった新婚さんを見つけて日本人観光客はいっせいにシャッターを切る切る!(笑)
少し照れくさそうにそそくさと駆け抜ける花嫁。
現地ガイドの案内で<
ミラベル庭園>へ。
もちろんこれは有名なミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』にも登場した庭園。
(かくし芸大会?水芸?)
ベストスポットからはホーエンザルツブルク城塞が眺望できる。
ガイドブックなどでも見られるアングルなので、見覚えある人も多いのでは?

ここでは自然と誰もが笑顔になる。
映画を観た人なら、このトンネルも噴水の愛嬌あるペガサスちゃんも記憶にあるのでは?
本当に天気が恵まれて最高のコンディション。
(私たちがツアーに行く2〜3日前までは不安定だったらしい。ラッキーでした。)
<ドレミの歌>が聞こえてきそう。
これは鳥かごなんだって。
庭園脇にある「妖精の庭」(コビト図鑑?)を撮影していたら集合時間に遅れそうになった。


ミラベル庭園を後にして、モーツァルトが25歳まで生活した家の前を通る。
オリジナルは空襲で壊れたらしいけど再建されたと聞く。
なんでも
第一生命がスポンサーとして関わっており、今でもザルツブルクモーツァルテウム財団と結びついているのだそう…。
第一生命保険のCMにモーツァルトが流れていたのを覚えている人もいるのでは?
近づく救急車と遠ざかる救急車のサイレンの音の変化を説明した「ドップラー効果」でしられるドップラーさんが住んでいたお家。
カラヤンの生家という看板が出ているが、これは間違い。
正しくは<カラヤンの生家があった場所>なのである。
庭にはカラヤンの像もある。ボクサーみたいなポーズ。
マカルト橋には南京錠がたくさん付けられている。
橋の欄干が壊れないように守るために取り付けられている…ワケじゃない。
恋人たちが<永遠に離れない>ことを誓って付けて、鍵を川に捨てるのだそうだ。
なんだか日本の神社を思い出してしまう光景。
鍵を捨てたことを後悔しているカップルはいないのかな?(笑)
遠景だが、ホーエンザルツブルク城が見える。
旧市街と新市街を分けるザルツァッハ川
橋のたもとや街角で物乞い(乞食)をよく見かける。
ガイド曰く、「いっさい同情してやることはないです。
乞食はこの国では職業です。時間を決めて通りに出てきて物乞いするんです。家族で乞食というケースもあり、最近話題になっていたのは
“仕事”が終わってベンツで帰る乞食もいたことです」と。
日本の生活保護問題と重なる気がしたのは私だけだろうか…。
グリース通り
この通りの特徴は看板。昔の日本も似たようなものだね。字が読めなくとも図形で何の店か分かる。
ガイドの方は傘屋さんのが好きと話していた。
路地裏にある八百屋さんには三角キャベツが売られている。
日本では見ない珍しい形。
(右中央辺り)
先ほどの通りの一本先のゲトライデ通りにあるこの黄色い建物が
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生家。
(手狭になったので、先ほどの家に移った)
今ではここは博物館となっている。
内部は撮影禁止ですが、オリジナルの台所もそのまま残っている。
家族の肖像画が並ぶ部屋があり、ガイドが質問をした。
「この両親と姉、ウォルフガングの4人の肖像画の中で母以外に共通項目があります。それはなんでしょう。」


実際の絵は、確かこの4枚だったと思うけど、私は一発で正解が分かりました。
ただ…知ったかぶりで得意げにいうのもなんなので、
さり気なく『手』を上げました。
それに気がついたガイドが言う。「ハイ、正解です。初めて正解した人を見ました。」
リップサービスだろう、目が驚いていない。
だが、ツアー同行者で年配の方(端的に言えばおじいさん)が後ろから指でつついて「やったな!」という顔をしていた。(笑)
モーツァルトの生家を後にして祝祭劇場前を通り、ザルツブルク大聖堂へ。
カメラアングルをうまく調整すると
マリア像に冠が載っているように見える…らしい。
だが、逆光がまぶしくて、なかなかうまく行かない。(汗)

モーツァルトが洗礼を受けたという盆。
ここではカラヤンの葬儀も執り行われた。
この聖堂でモーツァルトはオルガン奏者も務めたという。
ただし、後ろのでっかいパイプオルガンよりも
脇のちっこいのがお気に入りだったそうだ。
祭壇付近はヒトラーが隠れているというガセネタで空爆を受け、無実の庶民が犠牲になったという。
カリヨンの鐘の音
レジデンツ広場では新レジデンツに仕掛けられた曲が流れる。ちょうど11時だったのでしばしそれを楽しむ。(一日3回、午前7時、11時、夕方6時)
(この時間に間に合うように観光するのだからスケジュール調整は中々大変ですな)
『サウンド・オブ・ミュージック』にも登場の噴水。
ここで各自自由にランチタイム。
(余談だが、添乗員さんは直に現地ガイドさんへ謝礼を手渡ししていた。振込みとかじゃないんだ。生々しい現場を「ツアー客は見た!」)
ザルツブルグで一番狭小住宅として知られているらしい。(笑)
両側の対比が半端ない。
バイキング形式のYUENという中華屋さんに。

値段も高くなく、この味付け(少しピリカラ)なら日本人にも納得でしょう。
デザートがないことだけ残念な点。
正直、インディカ米とはいえ久々に味わうおコメに感激!!

(続く)
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