『
ソウル・サーファー』
どれほど絶望的な状況下に置かれてもチャレンジする勇気と家族の絆の大切さを教わる感動作。
サメに片腕を食いちぎられた13歳の“天才”サーファー<べサニー>の実話をベースとした映画。
ありがちな主題であるが、やはり共感を得る部分は多いし、なにより実話という裏打ちは心強い。
ほとんど難しいところはなく説明を要する箇所もないので、興味のある人はただ黙って見ればいいと思う。
しいていえば、サーフィン競技のルールくらいか。
それとてわからなくとも問題はないと思うが…。
決まった制限時間の中で、トライ回数(たとえば10回とか)の上限が設けられている。
各自、自由な波を選んで試技するのだが、高得点2回の合計で順位が決まる。
より難易度の高い試技をすれば、
残り2回でも大逆転可能。
人はどうしても先入観や考え方の偏りがおきやすい。
それを諭すように<
ものの見方を変えてみる大切さ>を示唆する箇所がある。
これが後々効いてくる。
ミディアム・クライマックスの後のボトムのシークエンスが好き。
これがなかったら平板な物語になっていたかもしれない。
主人公べサニーの親友アラナを演じるジャック・ニコルソンの愛娘<
ロレイン・ニコルソン>やこれが初の役者体験となるカントリーシンガー<
キャリー・アンダーウッド>の話題性もあるが、本作の魅力はなんといってもべサニー役を射止めた<
アナソフィア・ロブ>にある。
実物よりは15センチも背が低いということだが、ロングで見ると結構似ている。
もともとスポーツは得意らしいが、それでも相当頑張ったのではないか。
また、サーフィンする姿や波を捉えた
驚異的なカメラワークも特筆すべきか。
しかし、家族揃って共通の趣味があるのはうらやましい限り。
その点で彼女は恵まれていたと思う。
6月9日から公開

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