ようやくWOWOWに『レジェンド&バタフライ』が下りてきた。
劇場公開からかなり時間がたっていたが、(東映が社運を賭けた?)話題作だったので楽しみにしていた。
木村拓哉、綾瀬はるかといった二大スターを揃え、168分と長尺の時代絵巻が…と思ったら存外小ぶりな作品だった。
合戦よりもロマンスに比重が置かれていたようで、この設定は必要だったのかと小首をかしげる。
そもそも綾瀬はるか演じる濃姫は歴史的記述が少ないのをいいことに、創作で膨らませているため制作者から見た都合のいい描写になってはいまいか。
さらになによりキムタクの織田信長はやはりキムタクにしか見えない。(苦笑)
フィクションのキャラクターならともかく、歴史上の有名人を演じるには個の色が邪魔をしているようにも思えた。
ちなみにタイトルだが、レジェンドは…まぁ歴史上の武将という意味で何となく分かるけど、バタフライは濃姫の別名”帰蝶”からきているそうな。
音楽が聞き覚えある感覚で『ゴジラー1.0』の人じゃないかな〜と思ったらビンゴ!
(佐藤直紀)
WOWOWでは、『ミッシング』の上映に合わせて吉田惠輔監督特集が組まれていて『メリちん』や『BLUE/ブルー』など数本が放送された。
前者は自主制作作品でソフト化もされてないのでは?
その意味で貴重かもしれないと思い鑑賞。
本当に低予算のインディーズ映画だったが、広末涼子が出ていたのには驚いた…、と思ったがまるで別人で声が似ているだけだった。(ながら見で声に驚き、顔を上げたら別人と気が付いた)
あらすじはこうだ。(WOWOWより引用)
《俳優を目指して上京したものの、仕事がうまくいかず、10年ぶりに故郷に帰ってきた“タラちゃん”。彼は子どもの頃よく一緒に遊んでいた幼なじみ、紅一点のマチと今は地元の酒店に勤める“メリちん”と再会する。大人になっても子ども時代と同じくガキ大将的な立場を取るタラちゃんを内心疎ましく感じるメリちん。実は彼とマチは恋人同士となっていたが、面倒を避けたいメリちんはその事実をタラちゃんには隠そうとして……。 》
どこにでもありそうな子供のころから続く人間関係の話で、共感できる人もそれなりにいるかと思われる。
のちの吉田作品に表れる「気まずい空気」のようなものが既に出来上がっている。
WOWOWではオリジナルドラマも作られている。
東野圭吾原作、亀梨和也主演『ゲームの名は誘拐』。(全4話)
放送開始日にオンデマンドではラストまで見られたので、一気に鑑賞。
広告代理店の敏腕プランナーだった主人公が上司に疎まれて仕事を干され、プライドをかけて狂言誘拐ゲームを仕掛けるという話。
途中まではよくある狂言誘拐かと思いきや、後半に東野圭吾らしいひねりがある。
特筆する物はないけど(笑)、それなりに楽しめるのではないか。
話しはがらりと変わるが、漫画家の「ささやななえこ」さんがお亡くなりになったそうだ。
かつては「ささやななえ」の名で知られた方だが、ペンネームを変えていたのも知らなかったよ。
いわゆる花の24年組の一人で、この世代の方々も高齢になって来て、いつかその日が…とは覚悟していたが、いよいよその時が訪れたようだ。
これから毎年のように親しんだ漫画家の訃報を聞くことになるのだろうか。(涙)
徐々に体が壊疽していくような気分だ。
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