思い出す限り残りの鑑賞メモ。
『赦し』
少女殺害事件の判決をめぐって被害者遺族と加害者側が抱える葛藤を照らし合わせる。
判決が出てから随分と年月が経っての再審で明かされる事実。
単純に善悪を切り分けられない複雑な過去に思いを巡らす。
加害者役の松浦りょうの顔つきが何より印象に残る。
しかし、なぜこれほど長い年月秘密を抱えていたのかは不明。
『窓辺にて』
改めて今泉力哉監督の魅力を感じる作品。
稲垣吾郎の軽やかな存在もマッチしてる。
『ある男』
力作。
予想の一つ先を行く多層に張り巡らされたミステリーがひきつける。
力のある俳優らの演技も見どころ。
『カラダ探し』
青春ホラーというのか、学校で起きる不思議なループ物。
そこはともかく唐突に挟み込まれる恋愛モードが浮いている気がしてならない。
それが狙いなのかな?
『夜、鳥たちが啼く』
売れない小説家と、離婚して行き場を失ったシングルマザーの共同生活を描く。
自分自身のふがいなさから八つ当たりする主人公だが、山田裕貴は少しイメージが違うかな?
不器用な二人の化学反応を描きたいのはよくわかるが、今一つかも。
『警官の血』
佐々木譲の小説を韓国で映画化。
汚職警官と潜入捜査というよくありそうな題材を取り上げる。
潜入捜査をする若き警官の父も警察官だったが、そこには殉職の秘密が隠されていた。
割と無難な作品かな?
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
作家志望の若い女性が出版エージェンシーで編集アシスタントとして働き始める。
できる上司と野望に燃える若者という構図はよく見るものだが、ここでも作家志望の子はサリンジャーオタクだ。
本当にアメリカ人はサリンジャー好きが多いのね。
実在の人物の回顧録をもとにしているからかもしれないが、まとまりとか盛り上がりには今一つ欠ける。
『Merry Christmas!〜ロンドンに奇跡を起こした男〜』
チャールズ・ディケンズの伝記ドラマ。いかにして名作「クリスマス・キャロル」が誕生したかを描く。
ディケンズの人生と「クリスマス・キャロル」をダブらせてファンタジーでくるんでいるので、いかにもクリスマスシーズンに見るのにふさわしい作品になっている。
スクルージをクリストファー・プラマーが演じる。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』
原作ゲームは知らないが、中世ヨーロッパ風のファンタジー娯楽映画。
いかにも…というRPGゲームのパーティーが組まれ、ドラゴンと対決する。
言ってしまえばそれだけなのだが、随所にユーモアがちりばめられていて飽きさせない。
キャストも豪華。
『犬も食わねどチャーリーは笑う』
「旦那デスノート」(
https://danna-shine.com/) という夫に対する不満をぶちまけるサイトが元になっているが、一見仲睦まじい夫婦もその実は…という本音をブラックユーモアで包み込む。
妻の本心に気が付かないダメ夫に香取慎吾、過激な陰口で人気を博す妻に岸井ゆきのと人気者がキャスティングされる。
ありがちな範疇を出てないのが惜しまれるが、気楽に見れる一作。(映画館で見る価値はどうだろう?)
『きのう何食べた?』
よしながふみ原作漫画のテレビドラマの劇場版。
ドラマ未見だが、これ映画にする必要はあるのかな?
テレビのスペシャルでよいのでは?
逆に言えばファンには安心して楽しめるか。
弁護士・筧史朗(西島秀俊)と恋人の美容師・矢吹賢二(内野聖陽)のゲイ・カップル話だが、西島秀俊の自然さがよい。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
人気シリーズものだが、長く続きすぎたかな?
もちろんファンしか見ないとは思うが、主要キャラが死んでは生き返りを繰り返している。(苦笑)
安易に人命の重さで演出する割にまとめ方が雑。
次回作で(今度こそ)終わるときくが…あれ、これパート1じゃないか。
尻切れトンボで終わるなんて聞いてないよ。
しかもパート2の全米公開が2025年4月って…、おい。
****************
大体はこんなところだけど、他は何かあったかな?
正月休みはじっくりと名作を鑑賞してこようと思ってます。
ログインしてコメントを確認・投稿する