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2021年09月30日04:37

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ピース又吉

 又吉直樹が原作や脚本を手掛けた映画をまとめてWOWOWで放送していたので、この機会に“ながら見”鑑賞。
余り真面目に画面を見ていなかったので見落とした場面もあるかも。

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カチンコ『火花』 

 言わずとしれた芥川賞受賞作の映像化。
先にドラマがあったが、そちらも未見。

 題材が漫才コンビなので、取材はバッチリだろう。
よしもと制作なので出演者は本物の漫才師が揃っている。
監督も板尾創路ということで「お笑い」を知っている人たちが集結。
キャスティングは抜かりなし。(きっとリアルタイムで見たら気が付かなかったであろう3時のヒロインを認識できたりする。)
特に菅田将暉はなぜ引っ張りだこなのかが良く分かるハマり具合。

 ただ、タイトルの比喩は分かるもののお話としては(予告などで散々見せられたこともあり、)さほど新鮮味を感じなかった。
又吉の優しさは伝わる。

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カチンコ『劇場』

 行定勲監督というだけで期待は膨らむ。
主人公は舞台の脚本家兼演出家というまたも又吉自身に近い設定。
夢想家とも思える芸術肌のボンクラと堅実な現実派の関係性でいうと、既に又吉のフレームが出来上がっている印象も受ける。
ある意味堅実な題材と筋書き。
昔から貧乏文学青年と身持ちの良い女子の恋バナのパターンは見かけるという意味では目新しいとは思えないまでも、キャスティングや演出は見応えある。
『火花』が菅田将暉の映画なら本作は松岡茉優を見る映画だろうか。
こちらも人気女優だけあり惹きつけるものがある。

 しかし、又吉の描く女性像はやや男性に都合よい偶像にも思えるなぁ。(嫌いではない)笑
やや長尺だが、飽きさせない。

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カチンコ『凜−りん−』

 又吉の書き下ろし舞台劇の映画化。
これが、この中では一番異色だろうか。
村に伝わる神隠し伝説を生かしたミステリー劇で高校生の群像劇となっている。
事件の内容云々よりも言葉選び(遊び)に又吉らしい痕跡が見られる。
まぁ、キャスティングの時点で犯人像はほぼ予定調和なのだが…。

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カチンコ『僕の好きな女の子』

 玉田真也監督の他の作品は知らないが、脚本協力している今泉力哉の色合いが濃いように思う。
ある意味、『愛がなんだ』と同時上映していても違和感ない。

 長く友人関係だった男女がそれ以上の関係になるかならないかをジラしながら描きだす。

 どんでん返しに驚いたという口コミを見たが、肝心なシーンをしっかり見てなかったので、何とも言えないけど、水準には達しているのではないか。あせあせ
やはりヒロイン像は(男性にとっては)魅力的。
次の放送ではラストを確認しておこう。(笑)

この4本で一見さんにススメるとしたら『劇場』かな?

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