『
ラーヤと龍の王国』
劇場で見られなくて、ソフトでの鑑賞。
アジア的な味付けで作られたディズニーアニメーション。
同時配信のゴタゴタで公開自体が目立たなかったためにあっという間に終わった印象はぬぐえないが、現在の社会を反映したテーマは一見の価値はあろう。
人類皆兄弟という言葉があるが、まさに家族がモチーフ。
相容れないもの同士が疑似家族を形成するというのも今日的な題材。
“龍の石”の守護者ラーヤの成長物語の側面も持つ。
至る所に『もののけ姫』『ナウシカ』『ラピュタ』『千と千尋』といったジブリ作品(というか宮崎作品)の影響を感じさせる箇所がある。
複数のヒロインが活躍するというのも今どきの作品を思わせるし、何より分断されバラバラになった世界を一つにという願いに共感する人も少なからずいるだろう。
水や空気感といった質感表現が見事なディズニー安定のファンタジーが繰り広げられる。
チームワークを生かすのは『ベイマックス』のドン・ホール監督らしい。
(カルロス・ロペス・エストラーダと共同監督)
劇場では同時公開だったという短編が収録されてないのは画竜点睛を欠く。(苦笑)
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