『
レイニーデイ・イン・ニューヨーク』
監督名を伏せて見せられてもウディ・アレンと気が付きそうな映画。
何も足さない何も引かない徹頭徹尾ウディ・アレンの金太郎あめ状態。
近年のウディ・アレンは自分が監督業に専念して主演は人気俳優に託すことが増えたように思う。
『ミッドナイト・イン・パリ』の時もだいぶイケメン補正したと感じたが、今回はティモシー・シャラメだ。(笑)
相手役にはこれまた人気女優のエル・ファニング。
この若い二人が妙に渋いウンチクで語り合うのだから、そのギャップたるや…。
その他の脇を固める俳優陣もセレーナ・ゴメス、ジュード・ロウと豪華な名前がずらり。
いつものごとくニューヨークを舞台に筋よりも小ネタに重きを置く脚本。
W・アレン映画が好きな人ならわかっていても楽しめる要素がギュっと詰まっている。
ただ、個人的には主演二人が若者の仮面をかぶった高齢者に感じてしまうくらいに時代のズレを感じてしまった。
自分の価値観を肯定するために人気俳優の力を借りた印象は否めない。
いっそのこと、時代設定が70年代から80年代の頭くらいだったら素直に受け取れたかも。
映画の本筋とは離れるが、ウディ・アレン自身は過去の性的虐待容疑で窮地に立たされ、本作の米国公開は未定のまま…。
さて、次のチャンスは与えられるだろうか。
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