イオンシネマでは7月いっぱい「ワンデーフリーパス」という企画を行っている。
文字通り同日なら2500円で何本でも自由に見られるという嬉しい企画。
2本見れば元を取れるではないか。
おまけにソフトドリンクもお替り自由。(条件はあるが)
『
透明人間』
何度も映像化されているモンスターの古典「透明人間」を今の技術と今風のテーマで見事に映像化。
いや見えてないのに映像化と言っていいのか。(笑)
DV男から逃げる女性の恐怖体験を「見えざる敵」としてサスペンス劇に置き換えているのはウマい演出。
この手のサスペンスやホラーではヒロインは飛び切り美人が定番だが、本作ではあえて地味なキャストに終始している。
「何故、私を狙うのか」幾度も問いただすヒロインの疑問こそ、現実社会のストーカー被害者に共通する思いではないか。
ヒロイン役のエリザベス・モス含め、トム・クルーズのようなスター俳優がいない。しかしいなくて正解だろう。
透明化の根拠には一応の科学的な説得力もあるし、何より見えない敵のアクションの魅せ方には拍手!
小道具の使い方も心得たもので、伏線がさり気なく生かされる脚本も納得の出来。
実際にDVやストーキングに悩まされた人には辛い場面もあるとは思うが、まずは傑作!
ところでシネコンなので座席指定だったのだが、開始直後に席を移動している客がいた。
それほど混雑はしていなかったこともあり、清掃時にスタッフは予約番号の用紙を見ながら除菌作業を行っていたが、そういう勝手な輩の行為は劇場の努力を無にするのではないのか?
せめて退出時に清掃スタッフに使用した席番号を知らせるべきだろう。
万が一にでもそれが基でクラスター発生となったら何と思うか。(何も思わないから、身勝手な行動に出ているのだろうが…。)
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