『
ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
およそ3か月ぶりに劇場に足を運んだ。
暑くなってきたのにマスクをつけての移動はなかなかに厳しいものがある。
おまけにろくに運動していないので、すぐに息が上がり頭もふらつく。
映画鑑賞も健康管理もリハビリが必要のようだ。(苦笑)
最初にネットで座席予定を入れる時に「残席わずか」と表示されて大いに焦った。
しかし、実際はかなり間隔をあけての指定席なのでガラガラ…。
(ちなみに新宿ピカデリーでは隣が3席空いている。)
これまで何度も映像化されてきたオルコットの名作『若草物語』。
コロナ禍の事情もあって日本では米国よりも半年遅れての公開となった。
ただ、遅れたのは必ずしもマイナスにならなかったかもしれない。
それは南北戦争時に北軍についた父親のスタンスと、本作の主軸である次女ジョーが女性だけでは自立が難しかった困難な状況に立ち向かって生きたからである。
まさに差別が闊歩する今の時代に符合する。
監督がグレタ・ガーウィグだからか女性が良く書けている。
女子会さながらの姉妹のワチャワチャ感も見事。
シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ、クリス・クーパーなどなど人気実力俳優らが揃っているのも見ごたえある。
(しかし、シアーシャよりもエマが年上役…と思って調べたら実際にエマが年上で、今年30歳なんだそう。あのハリポタのエマが…!?)
才女ジョーに対し、コンプレックスを抱える四女エイミー役のフローレンス・ピューの存在感が色濃い。
どのショットも画になる美しさで、ハッとする瞬間が幾度も訪れる。
時間軸を巧みにつなぎ合わせた編集が特色か。
これまた映画マジックを感じさせる。
オスカー受賞した衣装の見事さは言うに及ばず。
本フェチにも見逃せないサービスシーンがある。
正直にいうとこれまでの数々のバージョンに馴染がない。(まともに見てきてない)
ゆえに比較も出来ないが、現代でも通じる見事な翻案だったのではないか。
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