『
アス』
『ゲット・アウト』でアカデミー脚本賞を受賞したジョーダン・ピールの映画だけに凝った仕掛けが見られる。
ある日、休暇で幼少期を過ごした海辺の家に訪れたアデレードとその家族の元に訪れる瓜二つの“我々”の謎。
目的や存在を巡ってミステリアスな展開に引き込まれる。
ホラーテーストからスタートするが、入り口からは想像つかないSF色を帯びてくるあたりからが本作の真骨頂ではないか。
(SFのアイディアとしては時々見られる種類だが、伏線が入り組んでいるので混乱させるには十分。)
冒頭のウサギの意味は良く引用される類の意味であろうが、基本的に泣かない動物だけにその立場と不気味さを代弁する。
ルピタ・ニョンゴ好演。
『ゲット・アウト』ほど万人向けではないが、J・ピール監督のインテリ度やサブカル造詣の深さは感じる。
コメディ出身だけありブラックユーモアが強く、趣味人による嫌味な映画。
現実にドッペルゲンガーに出会ったら逃げるが勝ちかも…。
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