『
スノー・ロワイヤル』
『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』を撮ったハンス・ペテル・モランド監督がハリウッドでセルフリメイク。
模範市民である除雪作業員が息子の復讐に燃えるアクション映画。
マフィアに孤軍奮闘する怒れる父親役にリーアム・ニーソンとくれば『96時間』シリーズなども頭をよぎるが、平凡な市民像とのギャップがスリルさを増す。
しかし、いくら悪党だからと言っても命が軽すぎる。
サクサク人が死に過ぎる。
この軽さがブラック・ユーモア的不思議な感覚になり、次第に快楽となってくる。
なるほどセルフリメイクの意味はこの辺にあるかもしれない。
事件など普段起きない田舎町で巻き起こる血みどろな戦い。
マフィアも警察も的外れな推察で行動するあたりののんびりした緩い感じに、周囲を雪に包まれた光景からもコーエン兄弟の『ファーゴ』を思い浮かべる人も多いのではないか。
ただ妻役でローラ・ダーンといった名のある俳優をキャスティングしている割に扱い方が適当で消化不良…。
かなり忠実らしいというオリジナルが見たくなる。
(何年か前にWOWOWで放送したそうなのだが、本作の放送時に一緒にやらないかな?)
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