約3週間ぶりに映画館に行ってきた。
私用での外出は久々だなぁ。
しかし、観たのはこれじゃないです。(笑)
一応、備忘録として載せておこう。
『
ビール・ストリートの恋人たち』
ロードショー公開では見そびれていたので、名画座で拝見。
初めて下高井戸シネマに足を運ぶ。
『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督作品で助演女優賞を受賞したにもかかわらず、作品自体の評判が比例していない気がしたためタイミングを逸していた。
いわれなき黒人差別、無実の青年に冤罪疑惑があっても誰も取り合わないことへの憤り。
1970年代が舞台になっているが、21世紀になってもあまり改善したように思えない人種問題。
まさに今(でも)見るべき価値がある点だろう。
キャストが皆ウマくて見入ってしまう。
画のセンス、色彩設計、カメラワークの見事さ、酔いしれるほどのBGMの魅力…とプロダクションの素晴らしさもバリー・ジェンキンス監督らしい。
では、これが傑作なのかと問われると素直に頷くことはできない。
(ジェームズ・ボールドウィンによる原作を未読のため不明ながら)伏線となる要素を回収しないまま終わるためにモヤモヤが残る。
内容自体がいまだに解決しないことだからあえてそう描いたのかもしれないが、他にやりようもあったのではないか。
見て損した気はしないが、長く記憶にも残らない印象を抱く。
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