『
エリック・クラプトン 12小節の人生』
存命のミュージシャンの伝記映画…となれば都合の悪い部分には遠慮しがちだが、負の側面にも踏み込んでいる。
本作はエリック・クラプトンの伝記映画としては決定版になるのではないか。
言わずと知れたロック界のレジェンド“エリック・クラプトン”。
これまでの数々の功績は言うまでもない。
ブルース愛を軸にして様々なスタイルや演奏相手を変えて常にトップを走ってきた。
映画は彼の歩んだ半生を出生から丁寧に描き出す。
貴重なプライベート写真や映像からは誰も見たことのない素顔が垣間見える。
ファンならば既知のことが多いかもしれないが、名曲誕生の秘話に頷く。
人生の転機はいくつかあったろうが、ドラッグやアルコールに溺れたことよりも一番は最愛の息子の喪失だろう。
ただ比較的時系列で進行し分かりやすい反面、映画としての面白味はあまりないのでクラプトンに興味のない人にはどうかな?
135分と少し長いがそれもまた彼の音楽業界での息の長さと重なる。
ログインしてコメントを確認・投稿する