長かった…3週間ほとんど仕事漬けの毎日で自由時間がほぼない。
おかげというか3月は一ケタしか映画を見てない、ソフトやTV放送を含めても…だ。(こんなに少ないのはいつ以来だろう…)
ひと段落着いたので劇場へ。
“断食後”なので何もかもが新鮮!(笑)
『
ウィンストン・チャーチル / ヒトラーから世界を救った男』
近い年に同じ題材の映画が作られるのも何かの力が引き寄せているのか、いわばノーラン監督作『ダンケルク』の政治面を描いたドラマで、オスカーを受賞したゲイリー・オールドマン(と特殊メイク)の芸に酔いしれる。
監督のジョー・ライトは『つぐない』でも同時代を描いているが、今回は実在の人物ネタであるし、それも歴史的な超有名人ということで創作面は限られるだろうが、実際への“肉付け”は十分楽しめた。
ほぼ再現ドラマに徹した感もあるが、首相指名に駆け上がってゆくくだりのバックに流れるワルツが実に効果的。まさしく小躍りしたくなる。
人間としては欠点も多かったというチャーチルを魅力的に表現しているのはさすがというべきか。
しかし、切り取り方によっては危険にもなり得るように思った。
周囲の反対を押し切っても自己流を貫くことがベストなのか。
独裁者に抗う手段が独裁的行動では矛盾をはらまないのか。
不安要素がないわけではないが、一番の相違点はダンケルクに赴いた名のなき兵士たちがそうであったように、庶民に目を向けているという点だろう。
(逆に国民の声を聴きすぎるのも判断としては懐疑的なとらえ方も出来るだろうが…)
彼らの声に応えてこそ国家の代表者と言えるのではないか。
シンプルな訴えだからこそ、時を超えて胸を打つものがある。
かの有名なスピーチも見ごたえたっぷり。
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