『
パディントン2』
紳士すぎるクマ<パディントン>の活躍を描く(マイケル・ボンド著の)児童文学の実写続編。
前作の監督・キャストが勢ぞろいして、1作目を上回る痛快劇になっているのではないか。
コミカルさもテンポも小気味よく進行し、肩の力が抜けたいい意味でのリラックスモードが楽しめる。
世話になったルーシーおばさんにプレゼントをしようとなれない労働に精を出すパディントンのおかしなロンドン生活に腹を抱えて笑う。
現在の世間を覆う移民排斥運動や多文化への無理解を批判するかのような側面が見られるのもファミリー向けの好テキストと感じた。
飛び出す絵本やアナログ的な発想がデジタル技術と上手くマッチしている。
道具は使い方次第といったところだろう。
伏線の回収とアクションのかみ合わせも抜群。
本当に脚本がよく練られていて感服した。
しかし、役の上とはいえ<落ち目の俳優>(たれ目の俳優ではない)に抜擢されたヒュー・グラントというのが微妙にシニカルさを醸し出す。
いや、これがヒューの新たな魅力の発見であろう!(笑)
モフモフの愛されキャラ<パディントン>に目じりが下がりっぱなし。
無性にマーマレードが食べたくなる。
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