『
早春(デジタル・リマスター版)』
伝説の青春映画が(日本では)72年の公開以来のリバイバル上映!
しかも最新デジタルリマスターという嬉しいおまけ付き。
本作はポーランドの名匠イエジー・スコリモフスキ監督の代表作として知られていたが、(権利関係で)国内ではソフト化もされていなかったため見られなかったが、ようやく鑑賞の機会を得られた。
ロンドンの公衆浴場で働く15歳になるマイクの青春ストーリーで、童貞君が恋に悩み生き急ぐ焦燥感が全編から感じられる。
大人になれば笑い飛ばせるようなことも若者には深刻な問題。
特に若い時は性の初体験や他人との比較など気が気じゃないのは男性諸氏には共感が得られるのではなかろうか。(苦笑)
『初恋』のジョン・モルダー=ブラウンが思春期の悩みを抱えるマイクを演じる(イケメン)。
恋の相手スーザンを演じるジェーン・アッシャーの小悪魔的な魅力は今でも通じるのではないか。
リアルとユーモア(マイクにちょっかいを出す女性客のダイアナ・ドースには爆笑!)のバランス、緩急の付け方も良かったと思う。
小道具の使い方(立て看板、ペンキなど)も効果大。
プールを使ったトリッキーなシーンには思わずハッとなる。
世紀をまたいでも瑞々しさは少しも褪せてない。
思春期の純粋さと残酷さを併せ持つ傑作青春映画。
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