いやぁ、長いトンネルだった。
次のトンネルもそう遠くはないから(苦笑)急いで山積したあれやこれをこなさないと。
もう一月くらい前に見たので曖昧ではあるけど…。
『
ノクターナル・アニマルズ』
『シングルマン』で映画監督デビューを飾ったファッションデザイナー<トム・フォード>の第二回監督作品。
期待にたがわずオシャレさ満開な豪華な映像美はただただ才能にひれ伏すのみ。
悪趣味とも取れる冒頭のアートシーン含め、ミステリアスな展開がグイグイと惹きつける。
小説が疑似回想録となり現実世界と並走を始めると一気に心拍数があがる。
小説やアートの持つ虚構性と現実の人物像との対比、リアリストとロマンチスト、貧富の格差、美と醜、色彩も含め様々な対比を比喩的にも上手く引用している。
ともかくトム・フォードのシネフィル度は相当高いのではないか。
<趣味が良い>というレベルを超えている印象を受けた。
俳優たちの演技も見事。
スーザン演じるエイミー・アダムスもさることながら、元夫のジェイク・ギレンホールやアーロン・テイラー=ジョンソンも忘れがたい力を見せつける。
幕切れもどこか既視感ある演出だが、クラシカルさを感じさせる。
映画における視覚効果の一つの頂点かもしれない。
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