『
マイティ・ソー バトルロイヤル』
マーベル映画史上最高のコメディ映画。(笑)
ソーとロキによる掛け合い漫才のような面白さは<薄い本>の格好のネタ。
それを公式でやってしまうあたりが今回の特徴であり魅力だろう。
原題のRAGNAROK(ラグナロク)を邦題にする際にまたもや場外乱闘が繰り広げられた。
場外乱闘だから『バトルロイヤル』であっているのかなぁ…。(苦笑)
予告編で見られたコロシアムで殺し合う(?)様子からヒントを得たのだろうか。
ラグナロクは知っての通り北欧神話における<終末の日>を指す言葉。
ソーの邪悪な姉ヘラの登場で文字通り終末に向かうアスガルドをソーがいかに救うかが語られる。
ともかくよくしゃべる。タイカ・ワイティティ監督(『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』)の持ち味とはいえ、これまで2作のイメージを持っていると椅子から落ちるかもしれない。(笑)
元々コミカルなキャラクターだったソーはともかく、『アベンジャーズ』の時のロキは一体何だったのかと思うほど<ロキの心と秋の空>に腹を抱える。
邪悪なヘラを演じたケイト・ブランシェットは威厳はバッチリ。
作品の肝はバックに流れるレッド・ツェッペリンの“移民の歌”。
監督がジミー・ペイジに懇願してようやく許可を取り付けただけのことはある。
この曲が内容を如実に表している。
これは近年、欧米で吹き荒れる移民排斥運動と無関係ではないだろう。
「わはは」と笑いながら最後には胸に詰まるシーンはメリハリがついていて良かったと思う。
『アベンジャーズ』チームの他のヒーローたちの活躍も楽しめた。
余談だが、マーベル作品のお約束で、最後にオマケ映像がつく。
最後まで席を立たないように。
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