『
すばらしき映画音楽たち』
映画における音楽の効果は計り知れない。
ウマくマッチすれば相乗効果をあげるし、場合によってはまるで違う意味を与えることも可能だ。
映画における音楽作りのインサイドものとしても楽しめるドキュメンタリー映画だが、映画の歴史としても興味深い。
今年のカリコレ(カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション)で一足先に上映されたのだが(その前にWOWOWで先行放送された)、一般公開される運びになったようだ。
まずは登場する音楽家たちの顔ぶれがスゴイ。
巨匠ジョン・ウィリアムズに始まってハンス・ジマー、ダニー・エルフマン、その名を知らずとも彼らのスコアを使った映画を多く鑑賞しているはず。
無声映画の時代から現在のテクノロジーまでの変遷も興味深い。
もちろんハリウッド映画がメインなのだが、その環境のすばらしさには目を見張るというかため息が出る。
引用される名作を知っていれば一層楽しめるが、知らない作品は見てみたくなる。
数々のトリビアネタには驚いたり笑ったりと引き込まれた。
20世紀フォックスのファンファーレとか『タイタニック』のあのシーンとか、映画ファンならどこかに興味を持てる点はあるのではないか。
音楽家を目指す人たちは皆音楽が好きなのは当然としても、やはり好きなことを仕事にする苦労は偲ばれる。
<好き>だけではできないプレッシャーには頷きながら鑑賞。
改めて音楽の力を感じるひと時。
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