『
エイリアン : コヴェナント』
人気SFシリーズ『エイリアン』の『プロメテウス』に続く前日譚。(ややこしい?)
前作『プロメテウス』よりも原点回帰してエイリアンらしさは出てきたと思うが、逆に既視感あるシーンの連続。
豪華な美術セットやVFXは見どころあるし、ファスベンダーの底知れなさを感じさせる芝居はさすがの貫録を思わせるが、観終るとB級ホラーSFという印象が強い。
有名シリーズで初期作品は幾度となくTV放映もされているが、鑑賞前にはいくつかシリーズの作品を見ておく方が理解しやすいと思う。
前作にあたる『プロメテウス』は当然として、1作目と『エイリアン2』も合わせて鑑賞しておくと理解がしやすいのではないか。
(個人的にはなぜか『エイリアン4』を思い出したけど…。)
何といっても本作はマイケル・ファスベンダー、この俳優の魅力に尽きる。
前作での起用は本作の為だったかと思うほど。
このシリーズはヒロインが強いことも共通しているが、これまでの女優らと比べると本作のキャサリン・ウォーターストンはいささか分が悪いか。
(もっとも1作目でリプリーを演じた時のシガニー・ウィーバーもパワフルというイメージはなかったが…。)
人間は命の創造主たる価値があるのかと言った同じリドリー・スコット作品の『ブレードランナー』にも通じる深淵なテーマも感じられる。
過度なAIの進化に対する警鐘もチラリ…。
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