『
ワンダーウーマン』
人間社会から隔絶された女性だけの孤島で育てられたダイアナ。
最強に戦士になるべく修業を積むが、ふとしたことから外の世界に触れて、やがて最強戦士ワンダーウーマンへと至る過程を描く。
映画化ではマーベルに押されていたDCコミックであるが、ようやく起死回生となったか。
回想形式で語られるワンダーウーマン誕生秘話だが、噂通りかなり『ローマの休日』を感じさせる。(笑)
世俗を知らないお姫様が街に出て流行のファッションや未体験フードを体験するカルチャーギャップが微笑ましい。
一方で、醜い人間の争い事にもウブな心がさらされることになるわけだが、我々も社会人になって知った苦い洗礼を思い出すのではないか。
タイトルロールを演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズでも知られるガル・ガドット。
ミス・イスラエルで兵役経験もあることが役作りに大いに寄与している。
彼女の代表作にしてアタリ役なのは衆目の一致するところだろう。
ロマンスの相手役となるクリス・パインとの相性も良く、脇を固める個性的なはみ出し者キャラクターたちもマイノリティを代表しているようだ。
『モンスター』のパティ・ジェンキンスがメガホンを取ったが露骨なフェミニズムに進まなかったのは好判断ではないか。
多少段取り臭い展開が気にならなくもないが、まずはワンダーウーマンの成長を見守りたい。
話の流れやテーマに沿った内容だけにSiaの歌うエンディング曲に対訳がなかったのは残念。
ちなみに2D字幕版とIMAX、3D版を見たけど2Dで十分かな?
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