Viva! イタリア vol.3 『Viva! 公務員』
笑いは万国共通のケースもあるが、お国柄が出ることもしばしば…。
欧米ジョークは日本人にはピンと来なかったり、きつ過ぎて笑えなかったりすることもある。
本作はイタリア映画興行収入で歴代トップの記録を樹立したというだけあり、かの国の方にはストライクな笑いのツボがあるのだろう。
イタリア人のステレオタイプを笑いのネタにしているためイタリア人気質を熟知しているとより楽しめるのではないかと感じた。
(鑑賞はラテンの気分で…)
公務員はどこの国でも安定の職業として“人気”が高い。
しかし、国家の経済状況が悪化すれば、人員削減の対象ともなり得る。
削減対象となりながらも何としても公務員職にしがみつくケッコと女性上司シローニとのやり取りがコッケイ。
能天気な削減対象の公務員ケッコを演じるケッコ・ザローネはイタリアでは人気のコメディアンという。
終始ギャグを連発するが、全体的には緩い感じを受けた。
そんな中、シローニ女子とのコンビは中々面白い。
何があってもへこたれないケッコのたくましい(?)生き方は、経済状況が悪化しているイタリア国民に一服の清涼剤となっているのだろう。
それでなくては歴代トップの興行収入は得られまい。
(2016年、イタリア映画祭では『オレはどこへ行く?』の題で上映。)
ログインしてコメントを確認・投稿する