mixiユーザー(id:11939455)

2017年06月12日00:46

130 view

『怪物はささやく』

『怪物はささやく』

 いかにも児童文学らしい題材を見事なダーク・ファンタジーに昇華している力量はさすがJ・A・バヨナ監督といったところか。
どこかで見たような樹木の“怪物”に魂を吹き込むのは名優リーアム・ニーソン。

 13歳の少年コナーは学校ではいじめられっ子で家に帰っても大好きな母親は重い病で苦しんでいる。
どこにも居場所のない少年は空想の世界に逃げ場所を求める。

 誰しもが見たくない現実や受け入れたくないことはあろう。
悪夢にうなされながらも“ささやかな希望”を抱くコナーの姿は多少なりとも皆が持ち合わせているものではないか。
コナーが怪物を通して語られる物語を通して現実と向き合ってゆく様が見て取れる。

 児童文学がベースにしては臨場感がありすぎるほどの怖い描写。
パッと見はスピルバーグの『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が頭をよぎったが、ずっとダークでシリアスな内容。

 文字原作の映像化は難しい側面はあるとは思うが、怪物の語る物語のアニメーション映像は美しさもスタイリッシュという点でも見応えある。
その割に3つの物語自体が単調なのが物足りない印象も受けるが…。

 キャストが魅力的で、少年コナー役のルイス・マクドゥーガルの配役も見事だし、母親役のフェリシティ・ジョーンズの好演も光る。

フォト


 ところで座席を取るときにムビチケを受付に渡してから選んだのだが、選び終わると「一般の方ですか?」と質問される。
何の関係があるのかと不思議に感じながらも「はい」と答えると「では一般料金1800円です」とささやかれました。

…(苦笑)

5 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年06月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記