『
マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』
「子供は欲しいけど夫はいらない。」
なんとも現代的なサバサバした発想だが、実行するとなると様々な障害が立ちふさがる。
愚直なまでに一直線で不器用なマギー(グレタ・ガーウィグ)はインテリ男性の精子を使って子供を持とうと計画する。
タイトルに“プラン”とあるが、計画が甘すぎて傍から見れば憤慨もの。
ねじれた三角関係で、ここまで身勝手だとどろどろの昼メロになりそうなのだが、主人公マギーを演じるグレタ・ガーウィグの不思議ちゃんキャラが生かされる。
独活の大木と言っては失礼かもしれないが、嫌味のない明け透けな気質に妙な安心感を覚え、許してしまいたくなる。
アンサンブル劇のキャストは的確で、モテ男役イーサン・ホークのヘタレぶりも中々決まっている。
しかし、作品に奥行を与えるという点では妻のジュリアン・ムーアか。(やはり女はしたたかだ。…笑)
作品の世界観にあった可愛らしい色彩や小物類・インテリアも見どころ。
計画とは名ばかりの行き当たりばったりマギーが「他人の人生は思うようにならない」というまっとうなことを学習してゆく様が描かれるが、その先のオチに思わず突っ込みたくなった。(笑)
これはこれで悪くはないのだが、『ラ・ラ・ランド』の後では分が悪い。(苦笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する