『
天使にショパンの歌声を』
1960年代のカナダ・ケベックの寄宿学校が舞台。
近代化を進める修道院が経営する女学校に採算が合わないという理由で廃校の危機が訪れる。
女子学生のため、自身の生活の糧のためにも存続させたいと願う校長のオーギュスティーヌはピアノが達者な姪のアリスをはじめとする音楽の力で生き残りを図る。
一応の“道具”は揃っているが、ポイントが定まってないのが惜しまれる。
寄宿舎の生活や個々の生徒たち、ピアノの演奏は魅力的なのだが、肝心な問題解決には疑問がわく。
修道院との軋轢や無理解との戦いと、音楽の才能があるにもかかわらず自由奔放で手におえない姪との関係の二面のアプローチは良いと思う。
描かれる男女の格差に旧時代からの“脱皮”、若者の自由への憧れなどが話をスリリングに盛り立てる。
しかし、格調高いクラシック音楽をジャジーな演奏する姪の型破りなスタイルが作品自体にも反映されていたらと思わずにいられない。
丁寧に演出されているとは思うが、行儀が良すぎる。
最後はもう少しスカッとしたかったが、姪アリス役のライサンダー・メナードのピアノの腕前にオマケするか。
ピアノの腕前はさすがカナダを代表する若手だけあり、メナードの演奏には打ちのめされるが、演技となると<演奏が硬すぎる>と批評される学生の方に軍配があがる。
それにしても…この邦題はかなり“自由奔放”だな。(笑)
ところで話は変わるが、某大手ビデオレンタル店から未返却のお知らせメールが届いた。
3点未返却だという。
おかしい、…確かに5点借りたけど、まとめて返却したはず。
5点全部じゃなく3点というのも妙だ。
間違って追加金を取られないうちに確認をと思い、電話連絡した。
在庫があるか確認してほしいというと「やれやれ」といった感じで、確認後折り返しかけ直すという。
しばらくして電話が鳴り向こうのミスを認めた。
冤罪にならずに済んで一安心だが、この程度のことも満足にできない店員しかいないのか?(信用問題だよ)
他にも被害者がいるのではないだろうかという不信感が芽生える。
こんな調子では借り手は減るだろう…。
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