『
人魚姫』
スタジオジブリには『ポニョ』、ピクサーには『ニモ』があったようにチャウ・シンチーには『人魚姫』があった!(笑)
水生生物を通して環境汚染と大企業の闇を痛快娯楽作にしたためる。
『少林サッカー』の…というより『西遊記 はじまりのはじまり』の延長線といった方が近いだろうか。
3Dで製作されたようだが、日本では2D公開のみのようだ。
画面から飛び出しそうなダイナミックなアクションが満載のため、少しばかり3Dで観たかった印象も受ける。
人魚姫とタイトルがついているが、アンデルセン童話はあまり関係ないだろう。(笑)
ファンにはおなじみ、いつものチャウ・シンチー映画になっている。
成り上がりの実業家と敵対するカワイイ人魚ちゃんの恋バナに、現代的な環境汚染問題を絡める社会性も持ち合わせる。
おそらくPM2.5の事も念頭にはあったのではなかろうか。
人魚族相手に悪辣な暴力がむき出しになる辺りはギャグの範疇を超えていて笑えないが、それもまた監督の強いメッセージなのだろう。
冒頭のインチキ臭い博物館のすべりそうなギャグや遠慮なくヒロインの容貌にも突っ込みを入れるあたりもチャウ・シンチーらしい。
映画やエンタメのパロも取り入れられる点も彼の特徴だろう。
個人的にツボだったのはゲッター・ロボのテーマソング。(笑)
特定の世代には大いにアピールするに違いない。
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