明けましておめでとうございます。
昨日、帰宅いたしました。
とりあえずこの冬は雪が少なくて、生活するには良かったのですが、スキー場は泣いているだろうな。
帰省中(寄生中ともいう)は持って行ったソフトをいくつか鑑賞したのだが、とりあえず劇場鑑賞で2017年の幕を開けよう。
『
MERU メルー』
「なぜエベレストに登るのか」という問いに「そこに山があるから」と答えた有名な登山家もいたが、凡人のワタクシにはさっぱり魅力は分かりません。
この映画の登山家の一人が「スポーツであって無謀とは無縁。計画通りにいかなければ勇気ある撤退も…」というスタンスには、決して熱くなってのムチャでもないのかと一安心。
ナショナル・ジオグラフィックなどの写真を手掛け山岳家でもあるジミー・チンがヒマラヤ山脈メルー中央峰の“シャークスフィン”をコンラッド・アンカー、レナン・オズタークらと攻める工程を映し出す。
登山というイメージから想像つかないほどほぼ垂直の壁に手を掛ける。
いくらトップクラスの登山家といえどもたやすくはいかない。
さすがトップレベルと思ったのは極限の状況下でも感情を荒げず淡々と対処していること。宇宙飛行士などもパニックにならない性格の人しか選ばれないというが、まさしく山に選ばれた人たちなのだろう。
関係者による事後のインタビュー形式で語られることからもスリリングさは一歩後退しているものの、(まことに凡庸だが)その圧倒的スケールの映像は全てを飲み込む。
登山するメンバーの一人がカメラを担当していることからも臨場感は半端ない。
(半面、見やすい画面作りにはなってない。)
登山に馴染のないものには「へぇ」と思う知識も登場する。<トランプの家>という表現に、一瞬次期米国大統領ドナルド・トランプが思い浮かんだが、TrumpではなくTramp(放浪者)の方らしい。(苦笑)
しかし、スポーツであると冷静に分析していたはずの彼らが、途中から無謀の三乗に突き進むあたりに「なぜ登るのか」の答えになっているのではないか。
やはり凡人のワタクシには理解が及ばない狂気の世界。
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