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2016年12月17日02:42

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『ローグ・ワン STAR WARS STORY』

『ローグ・ワン STAR WARS STORY』

 『スターウォーズ』のサイドストーリー、重要なエピソード4につながる前日譚。
EP4で反乱軍が帝国の究極の兵器“デススター”の設計図を手に入れた経緯を描く。

 ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』のメガホンを取ったギャレス・エドワーズらしい重量感ある戦闘が展開。
EP4と比べて地味で泥臭い戦闘シーンはギャレスならではといったところか。
(『GODZILLA ゴジラ』よりも『モンスターズ / 地球外生命体』の方に近いかも。)

 ライトセーバーやフォースの活躍を押さえたリアル指向は<ご時世>かもしれないし、これはこれで<あり>だとは思うが、少し肩すかしを食らった気もする。
もっともこれはジェダイの騎士がエリート層を匂わすのに対して無名の庶民を描いたエピソードだという差別化なのかもしれない。
名もなき庶民の闘いの中でも家族の絆を織り込むあたりは、このシリーズらしさを感じる。

 分かってはいてもベイダー卿など顔なじみのキャストの登場には気分が盛り上がる。
新登場のドロイドK-2SOがいいアクセントになっているし、もっとも感情移入できた一人(一体?)かもしれない。
タイトル『ローグ・ワン』ははぐれものとして流離ってきたジン(フェリシティ・ジョーンズ)の事でもあろうし、いつもは2体登場するドロイドが1体なのもそれに引っ掛けてのことなのか?
主要キャラは一様に見せ場をもらえているあたりは作り手の気配りを感じる。
(ただ、命の重さで演出しているのは多少気になったが…。)

 マッツ・ミケルセン、ドニ―・イェン、フォレスト・ウィテカー、と様々な人種や国籍の俳優が集結しているのもディズニーの世界配給の上手い戦略が見え隠れするようだが、たとえそうであっても観客とWIN−WINの関係ではなかろうか。

フォト


 その後のエピソードで本作の主要人物が登場していないことを考えると、ある程度は展開は想像つくが、EP4につながった瞬間にカタルシスを覚える。
好みはあってもシリーズのファンならば外せない1本。

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